Adobeによるオープンソースのコードエディタ「Brackets 1.4」リリース、検索機能を強化

 米Adobe SystemsのBrackets開発チームは7月28日、テキストエディタの最新版となる「Brackets 1.4」をリリースした。ファイル内検索の高速化、環境設定の改善などの機能強化が加わった。

 BracketsはWebデザインなどに向けたオープンソースのテキストエディタ。バージョン1.4は4月末に登場したリリース1.3に続くものとなる。

 本バージョンではファイル内の検索を手軽に行うクイック検索が導入された。検索の性能も強化し、検索ボックスに文字を入力すると同時に検索を行うリアルタイム検索が可能となった。

 環境設定編集も強化され、環境設定の名称をコードヒントとして利用できるようになった。環境設定ファイルを開く操作をすると、分割したビューに環境設定ファイルとデフォルトが表示されるようになった。

 このほか、拡張機能を管理する「Extension Manager」で個々の拡張機能に対して有効・無効化を設定できるようになった。また、Mac OS X版ではテキストレンダリングが改善されている。

 Brackets 1.4はプロジェクトのWebサイトより入手できる。ライセンスはMIT License。

Brackets
http://brackets.io/