オープンソースのWeb用アイコン集「Font Awesome 3.0」リリース
オープンソースのWeb向けアイコン集「Font Awesome」の開発チームは1月3日、「Font Awesome 3.0」をリリースした。Web用のデザインフレームワーク「Twitter Bootstrap」向けに開発されたアイコン集だが、単体でも利用できる。
Font AwesomeはWebデザインフレームワーク「Twitter Bootstrap」向けに開発されたベクター形式のアイコン集。拡大・縮小を行っても鮮明に表示できるのが特徴で、CSSの記述だけで容易に利用できる。Twitter Bootstrap併用のほか、単体でも利用できる。
Font Awesome 3.0はTwitter Bootstrap 2.2.2に対応、すべてのアイコンサイズをTwitter Bootstrapのデフォルトである14ピクセル向けに再構築した。スタイルも強化し、コンテンツ読み込み時のアイコンのスピン表示(スピナー表示)などが可能になった。また、クラウド、カフェや飲食、医療といった40種類の新しいアイコンが加わり、アイコンの総数は249種類となった。プロジェクトチームによると、アイコンの数は16%増加したが、ファイルサイズは21%コンパクト化したという。
ライセンスもフォント向けのSIL Open Font Licenseに変更され、コード部分のライセンスはMIT Licenseが採用された。これにより、利用にあたって帰属を記す必要がなくなったという。
Font AwesomeはプロジェクトのWebサイトなどから入手できる。
Font Awesome
http://fortawesome.github.com/Font-Awesome/