オブジェクトコレクションに対するクエリ操作機能を提供するJavaScriptライブラリ「$linq 1.1」がリリースされる

 9月20日、オブジェクトに対するクエリ機能を提供するJavaScriptライブラリ「$linq」のバージョン1.1がCodePlexで公開された。SQLに似た関数群を使ってデータに対しクエリによる抽出を行えるライブラリで、「select」や「where」、「orderBy」などの主要なクエリ機能が提供されている。

 $linqは、.NETで使われるクエリ機能「LINQ(Language Integrated Query)」をJavaScriptで実装したもの。LINQはオブジェクトコレクションやXML、データベースに対するクエリ操作を統合的なAPIで実行するために開発された技術で、フィルター処理や並べ替え、グループ化といった処理を最小限のコードで簡潔に実装できる。

 $linqはオブジェクトに対するLINQ実装「LINQ to Objects」の拡張版である「MoreLINQ」に着想を得て開発したと説明している。select、select many、where、order by、distinct、group by、join、exceptなど、対応するLINQ to Objectsメソッドのほとんどを実装しており、jQueryコレクションや配列に対しこれらの操作を行えるという。

 $linq 1.1はCodePlexのプロジェクトページより入手できる。ライセンスはMIT License。なお、LINQライブラリのJavaScript実装としてはそのほかにも「linq.js」「JLinq」などのプロジェクトがある。

CodePlexのプロジェクトページ
http://jscriptlinq.codeplex.com/