米Twitter、HTMLやCSS、JavaScriptなどをパッケージ化して管理するツール「Bower」をリリース
米TwitterがWeb用パッケージ管理ツール「Bower」を公開した。HTMLやCSS、JavaScriptといったWebサイトを構成するファイル類をパッケージとして管理するツールで、依存性の管理機能も持つという。
Bowerは「Web向けのパッケージマネージャ」という位置付けのツールで、画像やCSS、JavaScriptといったWebページを構成する要素のインストールや、パッケージ間の依存性管理を容易に行えるという。GitリポジトリやWebサイトからファイルを直接ダウンロードしてインストールする機能もある。
Twitterの開発者はBowerの背景にある考え方について、JavaScriptライブラリなどの依存性管理を手動でで行う状況を変えたかったと説明している。「Jam」や「Volo」「Ender」といった既存のJavaScriptパッケージマネージャーとの違いについては、Bowerは低レベルのコンポーネントであり、提供する機能はGitリポジトリからのインストールやcomponent.jsonでの依存性管理、バージョンチェック、APIのみにとどめる点にあるとしている。
BowerのライセンスはMIT Licenseで、インストールおよび利用にはNode.jsが必要。
米Twitter
http://www.twitter.com/
BowerのGitリポジトリ
https://github.com/twitter/bower