Outercurve、最新のASP.NETオープンソースプロジェクト「WebsitePanel」を発表

 米Microsoftが支援するオープンソースの非営利団体The Outercurve Foundationは5月11日(米国時間)、新プロジェクト「WebsitePanel」を発表した。複数のWindowsサーバーやそこで動作するWebサーバー、FTPアカウント、データベースなどを管理できるツールとなる。開発者やホスティング業者などの利用が想定されている。

 WebsitePanelではさまざまなサードパーティ製のWebサーバー、メールサーバー、データベースエンジン、DNSサーバー、仮想化技術を利用でき、これらのリソースを容易に管理できる。非公開企業の米SMB SAAS Systemsが寄贈したソフトウェアで、同社が2006年にリリースした「DotNetPanel」の後継。コードベースを書き直し、2010年にオープンソースとしてリリースされている。

 プロジェクトはASP.NET Open Source Galleryの下でホスティングされる。同ギャラリーはASP.NET関連プロジェクトを集めたギャラリーで、「Orchard Project」や「MVC Contrib」などのプロジェクトを抱えており、WebsitePanelは6つ目のプロジェクトとなる。ライセンスはBSD Licenseを採用、プロジェクトのWebサイトよりバージョン1.1を入手できる。

The Outercurve Foundation
http://www.outercurve.org/

WebsitePanelプロジェクトページ
http://www.outercurve.org/Galleries/ASPNETOpenSourceGallery/WebsitePanel