Mozilla Labs、Webアプリケーションストア「Web Apps Project」を公開

 Mozilla Labsは3月3日、Webアプリケーションストア「Web Applications(Web Apps)」を開発者向けにリリースしたことを発表した。「Open Web Apps」と呼ばれる、HTMLやCSS、JavaScriptといった標準的なWeb技術を用いたアプリケーションの配布・販売を支援する。

 Web Appsは、Mozillaが2010年10月に発表したプラットフォーム構想「Open Web App Ecosystem」に基づくもの。米Googleが自社ブラウザ「Chrome」やOS「Chrome OS」向けに2010年12月に立ち上げた「Chrome Web Store」と同様の方向性を持つアプリケーションストアで、オープン性を特徴とする。Web Appsで配布されるアプリケーションはすべての「モダンなWebブラウザ」で動作し、また有償でのアプリケーション販売も可能となるようユーザー認証システムなども提供されるという。

 初のマイルストーンとして公開された今回のリリースでは、アプリケーションの説明のためのマニフェスト仕様(JSONファイル)、開発者向けユーティリティ、Browser API、ドキュメントなどが含まれる。開発者はこれを利用して、Webブラウザにインストール可能なWebアプリケーションの作成やアプリケーションの登録などが行える。

 また、17種類のデモアプリやデモ用Webアプリケーションダッシュボード、UI Conceptsギャラりーも公開された。そのほか、ブラウザ内でアプリケーションのインストールや管理ができる実験的なアドオンも公開された。このアドオンはFirefox向け(Firefox 4ベータ)およびGoogle Chrome向けが用意されている。

 開発チームは今後、「Firefox Sync」を使った同期、ネイティブブラウザコントロールやOS統合のサポート、ウィジェットと通知機能のサポートなどの機能を追加する計画だ。正式ローンチ計画は明らかにしていない。

Mozilla Labs
http://mozillalabs.com/

Web Applications Project
http://apps.mozillalabs.com/