OpenOffice.orgが「OpenOffice.org 3.2 RC2」をリリース、正式版は1月中に登場

 OpenOffice.orgチームは1月14日、オープンソースのオフィススイートの次期版「OpenOffice.org 3.2」のリリース候補第2版(RC2)(「OOO320_m9」)を公開した。今月中に予定されている正式版公開に向け、さらに一歩近づいた。

 OpenOffice.org 3.2では、起動時間の短縮や「Microsoft Office」ファイルのインポート機能の改善、ファイルフォーマット「OpenDocument Format(ODF)1.2」の部分対応などが行われている。RC2ではバグ修正のほか、メニューアイテムの表示を変更、Postscriptベースのフォントである「Open Type」やUnicode準拠のフォント「Graphite」のサポートなども加わっている。

 表計算機能「Carc」でのCONVERT_ADD関数、セルの結合など、各アプリケーションレベルでも多数の機能強化が図られている。プレゼンテーションシートの「Impress」とドローの「Draw」では、コメント(付せん)機能が導入された。

 OpenOffice.org 3.2はWindows、Linux、Mac OS、Solarisに対応、OpenOffice.orgのWebサイトよりダウンロードできる。

OpenOffice.org
http://www.openoffice.org/

ダウンロード
http://download.openoffice.org/all_rc.html