Mozilla Labs、性能を改善した「Firefox」同期サービス「Weave 0.5」を発表
Mozilla Labsは7月29日、「Firefox」の設定を同期できるプラグインの最新版「Weave 0.5」を公開した。信頼性と性能を改善を改善し、対応するブラウザを拡大した。
Weaveはプラットフォームとしてのブラウザに向けたフレームワークで、現在最初のコンポーネント「Weave Sync」の開発が進んでいる。Weave Syncは、ノートPC、デスクトップPC、モバイル端末(「Fennec」)など複数の端末で、ブックマーク、パスワード、タブなど個人設定を安全に同期する機能。複数の端末で同じブラウザ体験を利用できるという。
最新版では、アップロードとダウンロードの性能を改善、ブラウザがアクティブではなくなるまで同期開始を待つことでセッションへの影響をおさえた。ブックマークのタグとスマートフォルダのサポートを改善し、パスワード/パスフレーズ変更に対応した。
モバイル向けのFennecで「Windows Mobile」対応版のサポートが加わったほか、x86 OpenSolaris向けFirefoxもサポートした。
Weave 0.5はMozilla LabsのWeaveプロジェクトページよりダウンロードできる。利用には「Firefox 3.5」以上が必要。
Mozilla Labs
http://labs.mozilla.com/
「Mozilla Weave」プロジェクトページ
http://labs.mozilla.com/projects/weave/