Mozilla Labs、「Firefox」の同期サービス最新版「Weave 0.4」を公開
Mozilla Labsは6月27日(米国時間)、Webブラウザ「Firefox」向け同期サービスの最新版「Weave 0.4」を発表した。Mozilla LabsのWebサイトよりダウンロードできる。
WeaveはプラットフォームとしてのFirefoxを実現するためのプロジェクトで、「Weave Sync」は最初のコンポーネントとなる。Firefoxのブックマーク、履歴、パスワード保存、タブなどの設定に複数の端末からアクセスできる。
最新版では、2008年6月のメジャーリリースから多くの主要コンポーネントを書き換えた。Firefoxの外観をカスタマイズできる「Personas」など、個人設定の同期が可能となった。「OpenID」を含む自動ログオン機能をサポート、Weaveを使ったアドオンへの対応も強化した。Nokiaのタブレットが採用するMaemo向け「Fennec 1.0 Beta 2」サポートが加わり、性能も強化されている。
Weave 0.4はMozilla Labsのプロジェクトページよりダウンロードできる。利用には、「Firefox 3.5」RC版以降が必要。
Mozilla Labs
http://labs.mozilla.com/
「Mozilla Weave」プロジェクトページ
http://labs.mozilla.com/projects/weave/