ACCESSの情報家電向け「ACCESS Linux Platform mini」、国内製品初採用
ACCESSは2009年5月7日、情報家電向けLinux OS「ACCESS Linux Platform mini」が、ビジネスリンク(本社:東京都渋谷区)が5月初旬に発売するパーソナルナビゲーション(PND)「G-navi(GN-01)」に採用されたと発表した。国内販売される製品への採用は初という。
「ACCESS Linux Platform mini」はコンパクトなLinuxプラットフォームソリューションで、限られたハードウェア環境の携帯端末や情報家電向けに設計されている。高い拡張性を備え、ローエンドのスマートフォンやPND、デジタル音楽プレーヤー、セットトップボックスなど、さまざまな機器に幅広く対応できるアプリケーションを備える。同社の中国法人で開発し、これまで中国企業などでの採用実績がある。
「G-navi」は、中国Shanghai Novarobo Technologyが開発・製品化を担当。世界初というSVG(Scalable Vector Graphics)マップに対応したPNDで、高画質な地図情報を素早く表示できる。また、ACCESSの「NetFront Browser」を搭載し、無線LAN経由でのインターネット接続機能を備える。価格は3万3600円。
Shanghai Novarobo Technologyは、ACCESSがグローバルに展開するパートナープログラム「ACCESS Connect Ecosystem(ACE)」の参加企業。PNDやホームゲートウェイ、スマートフォンなどのメーカー向けにLinuxベースのプラットフォームやSDKの設計を行っている。
GN-01
http://svgnavi.jp/
ACCESS
http://www.jp.access-company.com/