米Sun、GlassFishベースのWeb開発パッケージ「GlassFish Portfolio」発表
米Sun Microsystemsは2月10日(米国時間)、オープンソースのWebプラットフォーム「Sun GlassFish Portfolio」を発表した。アプリケーションサーバー「GlassFish Enterprise Server」を土台にWeb開発に必要な技術を集め、サポートを付けて提供する。
GlassFish Portfolioは、Webアプリケーションの開発と実装に必要なオープンソース技術を組み合わせた包括的なパッケージ。各技術を事前統合し、動作検証して提供、24時間365日のサポートも付く。プロプライエタリソリューションと比較して、アプリケーションの価格性能比を10%のコストで7倍改善できるという。
LAMPスタックの「Sun GlassFish Web Stack」、ポータルサーバー「Sun GlassFish Web Space Server」、ESBの「Sun GlassFish ESB」、管理・モニタリング「Sun Enterprise Manager」の4つのコンポーネントを持つ。GlassFish Web Stackは「Tomcat」「Memcached」「Squid」「Lighttpd」などのオープンソース技術を含む軽量のWebソリューション。PHP、Ruby、Java Platformをサポートした。Web Space Serverは、オープンソースのポータルソフト「Liferay Portal」をベースとし、ポータルやSNSなどのWebサイト開発を簡素化するという。
同日提供を開始した。価格はサポートのレベルにより異なり、1サーバーあたり999ドルからとなっている。
米Sun Microsystems
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