ブラザー工業と米マイクロソフトが特許クロスライセンス契約
ブラザー工業と米マイクロソフトは2009年2月4日(米国時間)、両社の特許ポートフォリオの相互利用を可能にする特許クロスライセンス契約を結んだと発表した。両社が保有する広範な特許が対象。それぞれの研究開発(R&D)に利用できる。
契約の下、ブラザー工業は、デジタル複合機、プリンター、一部のLinuxベースの組み込みデバイスなどの製品に、マイクロソフトの特許を使用できる。また、マイクロソフトは、WindowsやOfficeなどの製品にブラザー工業の特許を使用できる。具体的内容は非公開。
マイクロソフトは、2003年12月に同社のIPライセンスプログラムを開始。これまでに500件以上のライセンス契約を締結してきた。最近では、米ヒューレット・パッカード、韓国サムスン電子、また、富士ゼロックス、セイコーエプソン、京セラミタなどプリンターやデジタル複合機メーカーとの間で同様のクロスライセンス契約を結んでいる。
ブラザー工業
http://www.brother.co.jp/
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/