米TeradataとNovell、データウェアハウス向けSELSを推進

 データウェアハウスベンダーの米Teradataと米Novellは11月10日(米国時間)、Teradataのデータウェアハウス向けOSとして、Novellの「Novell Suse Linux Enterprise(SLES)」を共同で推進することを発表した。

 この提携は、データウェアハウスにおけるLinuxの採用を推進するもの。Teradataは2005年より、エンタープライズ級のデータウェアハウス向けOSとしてLinuxを提供する戦略を敷いており、それを進めるものとなる。

 提携の下、NovellはTeradata専用にLinuxサービス・エンジニアチームを結成し、SLES上で動くTeradataのプラットフォーム技術「Teradata Purpose-Built Platform」の性能改善にあたる。Teradata Purpose-Built Platformは、同社の主力データウェハハウス製品「Teradata Werehouse」など、同社製品の土台となるプラットフォーム。

 Novellはまた、SELS上で動くアプリケーションをスムーズに統合できるようサポートやソリューションを提供する。

 2社によると、HPC(高性能コンピューティング)分野で多くのユーザーがSELSを選択しているという。

米Novell
http://www.novell.com

米Teradata
http://www.teradata.com