オープンソースCRMとKSK、Pentahoを活用したBIソリューションを販売開始

 オープンソースCRM(本社:東京都中央区)とKSKソリューションズ(本社:大阪市)は、オープンソースのBI(Business Intelligence)製品「Pentaho Open BI Suite」を活用した企業向けソリューションを2008年10月30日、販売開始した。予算・実績管理システムなどを低コストで構築できるという。

 Pentahoは、米Pentaho社が開発・販売するオープンソースBI製品。Pentaho Open BI Suiteは、レポーティング、分析、ダッシュボード、データマイニング、データ統合などBIに必要な機能を備え、無償版と、保守などが付属する有償版の2通りのライセンスがある。KSKは、Pentahoの日本公認パートナーで、日本語化して販売している。

 両社のソリューションでは、オープンソースCRMが販売しているオープンソースのSFA/CRM(営業支援/顧客管理)システム「SugarCRM」をベースに、Pentaho Open BI Suiteを組み合わせる。従来は高額な費用がかかった予算・実績管理システムや購買履歴管理システムを低価格で実現できるという。

 価格は要見積もりだが、1000~2000万円程度の見込み。初年度2億円の売り上げを見込んでいる。さらに両社で、SugarCRMやECサイトシステムとPentaho Open BI Suiteを組み合わせたソリューションを展開してゆく予定。

オープンソースCRM
http://www.osscrm.com/

KSKソリューションズ
http://www.ksk-sol.jp/