アクチュエイト、リッチコンテンツBIソリューション最新版「Actuate 10」

 アクチュエイト ジャパン(本社:東京都渋谷区)は2009年1月5日、リッチコンテンツBIソリューション「Actuate 10」の販売を開始した。「Actuate」の最新バージョンで、Java/JavaScriptに加え、Flashコンポーネントをサポート。よりビジュアル度の高いコンテンツを構築できるようになったという。

 企業の情報系システムでWeb2.0的リッチコンテンツ環境を利用するソリューション。アニメーション機能を持つチャートや多彩なグラフ、インタラクティブ操作可能なコンポーネントを組み合わせて、ダッシュボードやレポートなどのコンテンツを開発、公開できる。

 最新版ではFlashに対応したほか、作成したコンテンツをHTMLページに埋め込んで他アプリケーションと透過的に組み合わせるマッシュアップが可能になった。

 開発環境は、Eclipseのレポート開発用プラグイン「BIRT(Business Intelligence and Reporting Tool)」を採用。Webオーサリングツールの手軽さでレポートをデザインできるという。BIRTは、Actuate米国本社がソースコードをEclipseファウンデーションに提供し、定期的にバージョンアップを行っている。

 ライセンス体系は3種類を用意した。Javaアプリケーションへの組み込み向けライセンス「Actuate Java Components」は、配信サーバ機能を持たず、システム構築に別途開発作業が必要。最小構成価格は1コア2万3500円から。

 小規模システム向けライセンス「Actuate iServer Express」は、コンテンツ生成・管理・配信機能を持つサーバ。10ユーザー、18万円から。大規模システム向けライセンス「Actuate iServer」は、クラスタリングやパフォーマンスチューニングなどの機能を持つサーバ。25ユーザー、90万円から。

製品情報
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アクチュエイト ジャパン
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