米ParallelsとHPが提携、仮想コンテナ技術を「Integrity」サーバーに
米Parallesは7月2日(米国時間)、自社サーバー仮想化技術で米Hewlett-Parkard(HP)と提携したことを発表した。HPは、Itanium搭載サーバー「Integrity」ラインに対応した「Parallels Virtuozzo Containers」を顧客に提供する。
Virtuozzo Containersは、Parallesのサーバー仮想化技術。物理サーバーを仮想マシンにするハイパーバイザーアプローチとは異なり、物理サーバーとOSインスタンスを分割し、独立したコンテナを作成するというコンテナ仮想化アプローチをとる。WindowsとLinuxに対応、高密度、容易な管理、高性能などのメリットを提供するとしている。
HPは、最大で64プロセッサを搭載可能のハイエンド「HP Integrity Superdome」を含むIntegrityラインでVirtuozzo Containersをサポート、販売とサポートを提供する。これにより、Integrityの顧客はハードウェアの投資回収率を向上でき、コストを削減できるとしている。
価格は2プロセッサにつき4500ドル。管理ソフトウェア「Parallels Infrastructure Manager」バンドルの場合、5000ドル。
米Parallels
http://www.parallels.com
米Hewlett-Packard
http://www.hp.com