日本HP、仮想化環境管理ソフトの導入支援パッケージを発売
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2009年3月31日、仮想化環境用統合管理ソフト「HP Insight Dynamics-VSE」の導入を支援するパッケージサービス「HP Care Pack ID-VSEスタートアップサービス」を販売開始した。中堅規模企業のニーズに応えた製品で、サポートサービス「HP Care Pack」のラインアップに加える。価格は94万5000円(HP ID-VSEのソフトウェアライセンスなどは別)。
「HP Insight Dynamics-VSE」は、物理・仮想リソースのキャパシティを分析し、プロビジョニングを実現することで、物理環境および仮想環境の種類を問わず統合管理するソリューション。今年2月に最新バージョン「4.1」をリリースしている。
スタートアップサービスは、「HP Insight Dynamics-VSE」導入の事前作業計画作成、スタートアップ作業、製品動作確認、オリエンテーション、作業報告までの一連の作業をワンパッケージで提供。作業計画では、同社のエンジニアが現行サーバ環境の適合を事前確認することでスムーズな導入を実現するという。
これまで、「HP Insight Dynamics-VSE」の導入には、事前準備やインスタレーション、動作確認、トレーニングなどが必要で、中堅規模企業には作業負荷が大きかったが、スタートアップサービスで、迅速かつ容易に導入できるようになるという。
HP Insight Dynamics-VSE
http://h50146.www5.hp.com/products/servers/management/vse/