米Red Hatの3-5月決算は前年同期比32%増、ミドルウェアビジネスが好調
米Red Hatは2008年6月25日(米国時間)、2009会計年度第1四半期(2008年3月~5月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比32%増の1億5660万ドル、純利益は同約7%増の1730万ドル(希釈化後1株あたり利益8セント)の増収増益だった。
売上高のメインであるサブスクリプション売上高は同27%増の1億3070万ドルで好調。前四半期比では7%増だった。営業キャッシュフロー総額は6340万ドルで、前年同期比60%増となった。
同四半期は、中核製品「Red Hat Network Satellite 5.1、Red Hat Enterprise Linux 5.2」「JBoss Operations Network 2.0」を発表。また、コミュニティ向けに「Fedora 9」をリリースしている。
Red Hatによると、JBossミドルウェアソリューションなどのミドルウェアビジネスが引き続き好調で、けん引力となったという。【鴨沢 浅葱/Infostand】
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