米Red Hatが第4四半期の業績発表、売上高は前年同期比27％増

　米Red Hatは3月27日（米国時間）、会計年度2008年第4四半期（2007年12月－2008年2月期）および通年（2007年3月－2008年2月）の業績報告書を発表した。第4四半期は売上高が前年同期比27％増の1億4150万ドル、純利益は同7％増の2200万ドル、1株当たり利益は10セントとなり、増益増収となった。

　第4四半期の売上高は1億4150万ドルで、このうちサブスクリプションからの売上げは1億2190万ドルだった。ともに前年同期比27％増で、前期（2008年度第3四半期）と比べると5％増という。純利益は2200万ドルで1株当たり利益は10セント、これは前年同期の2030万ドル、1株当たり利益10セントからの増加となる。非GAAPベースでは、純利益は4270万ドル、1株当たり利益は20セントだった。

　通年では、売上高が5億2300万ドル、サブスクリプションからの売上げは4億4980万ドルで、前年と比べるとそれぞれ、31％増、32％増となった。純利益は前年より28％増加し7670万ドル、1株当たり利益は36セントとなった。

　今年1月にRed HatのCEOに就任したJim Whitehurst氏は声明文で、顧客やパートナー、従業員を重視していることに触れ、「Linuxソリューションの気運は引き続き強く、成長していると感じている」と楽観的な展望を示している。

米Red Hat
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