米HP、Web 2.0企業向けペタバイト対応NASシステムを発表
米Hewlett-Packard(HP)は5月6日(米国時間)、大量データを取り扱うWeb 2.0やメディア企業をターゲットとした最新のストレージシステム「HP StorageWorks 9100 Extreme Data Storage System(ExDS9100)」を発表した。今年第4四半期に提供開始の予定。ペタバイト級のストレージに対応しながら、容易に管理できるという。
ExDS9100はラックマウント型のNAS。ハードウェアとソフトウェアを一体にすることで、高性能、容易な導入・管理を低いTCOで実現するとしている。
同社のブレードシャーシ「HP BladeSystem」に、最大スループットが毎秒200MBのLinuxベースのブレードを最大16枚搭載できる。基本構成はブレード4枚で、容量は246TB(テラバイト)。最大構成時の最大スループットは毎秒3.2GB、容量は802TBとなる。ラック増設により、最大1.64PB(ペタバイト)まで拡張可能。
性能と容量を別々にプロビジョニングが可能。これにより、特定の作業ニーズに対応するなど、柔軟性が増すという。スケールアウトアーキテクチャに最適としている。
管理ソフトウェアとして、同社のファイルクラスタシステムを搭載した。単一の管理画面により管理作業を容易にし、サーバー上で直接実行させることで複雑性を軽減するという。
米Hewlett-Packard(HP)
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