ClamWinベースのリアルタイム検出機能を備えたウイルス対策ソフト「Clam Sentinel」

 オープンソースのウイルス対策ソフトウェア「ClamWin」は無償で使用でき、レガシーなOSにも対応しているのが特徴だが、常駐保護機能がないという欠点もある。このためサブ用途およびロースペック機向けが主で、常用にはあまり適さなかった。そこで利用したいのが「Clam Sentinel」である。

低消費電力Atomマシンのメールセキュリティアプライアンス「tapirus」を検証

 HDEのメールセキュリティアプライアンス「taiprus」は、既存のメールシステムに挟み込むような設置をするだけで、メールの送受信に関わる迷惑メール対策とウイルス対策を行ってくれるアプライアンス製品である。消費電力を抑えたIntel Atomを搭載したライナップが用意されているので、その性能を検証してみよう。

Strata Guard Freeによるネットワーク保護

 インターネットへの接続は、好ましくない要素も含めて外界のものにさらされることを意味する。インターネットに接続するたびに、ネットワークをセキュリティ侵害するおそれのある脅威にさらされるわけだ。近年、ネットワークセキュリティのソリューションは進化しているが、それはネットワーク攻撃の手法も同じである。進化を続ける攻撃からネットワークを守るには、悪意のあるトラフィックがネットワークに入り込む前にブロックしなければならない。Snortのようなフリーのオープンソースプログラムを使えばそれが可能だが、IDS(Intrusion Detection System:侵入検知システム)センサの完全なセットアップは(特に企業のネットワークの場合は)時間がかかるし、ユーザフレンドリともいえない。しかし、StillSecureの Strata Guard Free なら、それほど手間をかけなくても外界の脅威に対する防衛線になってくれるはずだ。

センドメールとクラスキャット、スパム対策機能などを統合したメールアプライアンスの最新版

 センドメール(本社:東京都港区)とクラスキャット(本社:東京都港区)は2008年2月5日、スパム対策機能などを統合したメールアプライアンスの最新版「ウィルス/スパム対策インターネットサーバアプライアンス Version 5」を発表した。2月18日から販売する。

トレンドマイクロ、VMwareに正式対応したLinuxサーバ向けウイルス対策ソフト

 トレンドマイクロは、VMwareの仮想化環境に対応したウイルス対策ソフト「ServerProtect for Linux 3.0」を2008年1月29日発売する。Linuxサーバ向けServerProtectの最新バージョンで、Linux用ウイルス対策製品でVMwareをサポートしたのは業界初という。税別参考価格は、5ライセンスで2万5900円から、1サーバで15万5400円から。

NECとトレンドマイクロ、企業向け高可用性ソリューションで協業

 NECとトレンドマイクロは2008年1月21日、企業向け高可用性ソリューションの分野で協業すると発表した。NECのHAクラスタリングソフト「CLUSTERPRO X」と、トレンドマイクロのWindowsサーバ向けセキュリティソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション」の連携を両社でサポートする。今後3年間で3000システムの導入を目指す。

シマンテック、Leopard対応のMac用ウイルス対策ソフト

 シマンテック(木村裕之社長)は12月21日、Mac OS X 10.5 Leopardに対応するウイルス対策ソフト「ノートン・アンチウィルス 11.0 for Mac」を08年1月25日に発売すると発表した。なお、ダウンロード版は同日から直販サイトの「シマンテックストア」で先行販売を開始した。直販価格は、パッケージ版が1万290円、ダウンロード版が6195円。