HDE、Linuxサーバ用ウイルス対策ソフト新版「HDE Anti-Virus 5」
HDE(本社:東京都渋谷区)は、Linuxサーバ用ウイルス対策ソフトの最新バージョン「HDE Anti-Virus 5」を2008年8月8日から順次発売する。最新エンジンを搭載して性能を強化したほか、最新Linuxディストリビューションや仮想化環境に対応した。
同社のLinuxサーバ管理ソフト「HDE Controller」とインタフェースを統合して一元管理できる。1月に販売開始した最新版「HDE Controller 5」に合わせたバージョンアップで、「Red Hat Enterprise Linux 5」「CentOS 5」の64ビット版に対応したほか、「VMware ESX Server」「VMware Server」上で動作確認した。
価格は、ディスク書き込み時にウイルスをリアルタイムで検知する「Realtime Scan」(8月8日発売)が9万2400円、。SMTPに特化してメール経由のウイルス検知する「SMTP Gateway」(10月9日発売)は15ユーザー6万3000円から。スケジュールベースでウイルススキャンを行う「for Server」(10月9日発売)は5万2500円。インターネット経由のメール送受信やWeb閲覧による侵入をリアルタイム検知する「for Gateway」(今冬発売予定)は15ユーザー7万8750円から。次年度以降の年間サポート費用は販売価格の50%。
なお、for Gatewayについては、HDE Controller 5とのインタフェース統合に対応した「HDE Anti-Virus 4.6 for Gateway」をまず8月8日に発売する。価格は15ユーザー7万8750円から。【鴨沢 浅葱/Infostand】