米Sony Pictures子会社、CGツール関連のオープンソースプロジェクトを公開

 映像プロダクション会社、米Sony Pictures Digital Productionsの子会社であるSony Pictures Imageworksは7月30日(米国時間)、コンピュータグラフィックス分野向けの開発ツールやライブラリをオープンソースでローンチした。専用Webサイトをオープンし、3DのCGソフト「Maya」向けのカメラマスキング用プラグイン「Maya Reticule」など5つのプロジェクトを公開している。

SCE、「プレイステーション3」開発ツールの廉価版を提供開始

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、「プレイステーション3」(PS3)専用ソフトウェアの開発に必要なリファレンス・ツールの廉価版「DECR-1400A」「DECR-1400J」を2009年3月から世界各地で順次提供開始した。価格(税別)は、日本向けの「DECR-1400J」が20万円。欧米向けの「DECR-1400A」が北米で2000ドル、欧州で1700ユーロ(約22万円)。

ソニー、新色を追加した「VAIO」春モデル、スペックを強化した「type L」も

 ソニーは1月8日、PCブランド「VAIO」の春モデルとして、5シリーズ41モデルを1月中旬から順次発売すると発表した。カラーバリエーションとプレミアムデザインを拡充し、店頭仕様モデルと、カスタマイズ可能なVAIOオーナーメイドモデルや法人向けカスタマイズモデルをラインアップする。

デジタル音楽:コピー制限なしで販売へ ソニーBMG

 米SONY BMG MUSIC ENTERTAINMENTは1月7日(米国時間)、音楽のダウンロード販売で、コピーを制限しないMP3形式での販売を開始すると発表した。従来は海賊版予防のため、複製できない仕組みになっていて、購入者にも不自由を強いていた。業界大手4社のうち英EMI、米Universal Music Group、米Warner Music Groupは同様の試みを始めており、ソニーBMGも追随する。

ソニー、大容量ファイルを高速転送できる近接無線転送技術を開発

 ソニーは1月7日、携帯電話やデジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどのモバイル機器から、写真・ハイビジョン映像などの大容量ファイルをパソコンやテレビなどに高速転送できる近接無線転送技術「TransferJet」を開発したと発表した。本技術を搭載することで、560Mbpsの高速データ転送が可能となる。

ソニー、約22.5mmのスリムノートPC、「VAIO」発売10周年を記念して

 ソニーは5月17日、個人向けパソコン「VAIO(バイオ)」の07年夏モデル第2弾を発表した。ラインアップは、ノートPC「type T」4機種、「type F」「type N」各1機種、ハイエンドデスクトップPC「type R master」の計4シリーズ10機種で、「type T」「type R master」は、店頭販売の標準モデルとカスタマイズ可能な「VAIOオーナーメードモデル」を用意する。

ソニー、「VAIO」夏モデルを4月21日から発売、Core 2 Duo搭載モデルを拡充

 ソニーは4月10日、個人向けパソコン「VAIO(バイオ)」の07年夏モデルを発表した。ノートPC「type F」4機種、「type N」1機種、「type C」7機種、ボード型のデスクトップPC「type L」12機種の計4シリーズ24機種をラインアップし、ノートPCはすべて店頭販売する標準モデル。デスクトップPCでは、CPUなどの仕様をカスタマイズできる「VAIOオーナーメードモデル」も用意する。

アミュレット、PS3で稼動する「Yellow Dog Linux v5.0J」発売

 アミュレット(本社:東京都千代田区)は、「PLAYSTATION 3」(PS3)に対応したLinuxディストリビューション「Yellow Dog Linux v5.0J」を2007年1月4日発売した。米Terra Soft Solutionsが開発するPowerPCアーキテクチャ向けディストリビューションの最新版。価格は、サポートなしが7140円、60日間インストールサポート付きが1万3440円。

Appleのくびきを脱したTerra Soft、世界初のCellベース・スーパーコンピューティングクラスタに取り組む

昨年アナウンスされた、AppleによるIntelベースハードウェアへの移行という出来事は、Yellow Dog Linuxディストリビューションで知られるTerra Soft Solutionsにとっての致命的な大打撃かと思われた。ところがTerra SoftのCEOを務めるKai Staats氏によると、この動きは結果的に同社にとっての福音となったということである。というのも、これを契機として同社はより大きな収益の見込める業務に着手するようになっており、Cellをベースとした世界初のスーパーコンピューティングクラスタの構築もそうした成果の1つなのである。