米ソニー:iPod対応ラジオを発売 メンツ捨てる

 ソニーの米国現地法人は7月18日(現地時間)、「iPod」を接続できるラジオ「ICF-C1iP」とCDラジカセ「ZS-S2iP」を発表した。iPodを差し込み口に取り付ければ、音楽データを再生できるのが特徴。同社にとって最大のライバル製品だが、人気を無視できず、関連商品を投入する。

 ラジオは目覚まし時計として使えるタイプ。iPodをスロット(30ピン)に挿入すれば、音楽を再生する外部スピーカーに早変わりする。一部の機種を除く、ほとんどのiPodに対応。色は黒のほか、iPodと同じような白も用意し、人気に便乗する。

 アラーム音の代わりに音楽を再生させることも可能。付属のリモコンはラジオ本体だけでなく、iPodも操作できる。CDラジカセも同様の製品で、本体正面にスロットがある。価格はともに100ドル程度、米国で8月に発売する。【南 優人/Infostand】

ソニー
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