デル(本社:川崎市)は2008年9月10日、ノベル(本社:東京都品川区)のサーバOS製品「SUSE Linux Enterprise Server 10」のサポート付き販売を開始した。デルのサーバ全機種に対応し、ユーザーは4種類のサポートを選んで購入できる。価格は10万780円~45万4660円。
米Novell、コラボツール「Novell Teaming」無料版を北米などで提供
米Novellは8月26日(米国時間)、コラボレーションソリューションのトライアル版「Novell Teaming Starter Pack」を発表、北米など一部地域で提供を開始した。20ユーザーまで利用できる無料プログラムで、リスクなく試すことができるという。
米Microsoft、Novellとの相互運用性提携を拡大、1億ドルを追加支払い
米Microsoftと米Novellは8月20日(米国時間)、相互運用性の提携を拡大することを発表した。MicrosoftはNovellに1億ドルを支払い、「SUSE Linux Enterprise Server(SLES)」のサブスクリプションクーポンを購入する。
ノベル、Xenを活用したWindowsサーバ仮想化ソリューション販売開始
ノベル(本社:東京都品川区)は2008年8月7日、オープンソース仮想化ソフトの「Xen」を活用したサーバ仮想化ソリューション「Xen仮想化スターターキット」の販売を開始した。Windowsサーバを仮想化によって統合する中堅中小企業が対象。コスト重視で、素早く容易に仮想化できるという。
米IBM、Microsoftフリーデスクトップ提供目指し、Ubuntu、Red Hat、Novellと提携
米IBMは8月5日(米国時間)、Microsoftフリーの(Microsoft製品を含まない)デスクトップ実現に向け、英Canonical(「Ubuntu」)、米Red Hat、米NovellのLinuxディストリビューター3社と提携した。3社のLinux OS、IBMのLotusアプリケーションなどを組み合わせたデスクトップPCを開発する。2009年投入を目指すという。
OpenSolarisに法的問題?
Novell、SCO、Sunの関係を整理してみよう。UNIXの知的所有権はNovellが保持している。だが、かつてSCOがSunにUNIXの知的所有権をライセンスした。これを受けてSunは、その知的所有権の一部をSolarisで利用。その後、Solarisをオープンソース化してOpenSolarisとした。――この経緯を見ると、なんだか火種が潜んでいそうに思える。
SCOの命運は完全に尽きたのか?
傍目からは不可解なことなのだが、SCOは再度の敗訴にもめげることなく、連敗記録の更なる継続を望んでいるようである。
米Novell、コラボ技術「ICEcore」にワークフローを加えた「Kablink」をリリース
米Novellは7月21日(米国時間)、オープンソースのコラボレーションプラットフォーム「ICEcore」にワークフロー技術を追加したことを発表した。これに合わせてプロジェクトの名称も変更、今後は「Kablink」として開発を進めていく。
SCO対NovellのUNIX訴訟、SCOがNovellに250万ドル支払いとの裁定
米SCO Group(SCO)と米NovellのUNIX著作権を巡る対立に対し、ユタ州連邦地方裁判所は7月16日(米国時間)、SCOに対し、約254万ドルをNovellに支払うよう命じた。だが、SCOの「UnixWare」「OpenServer」の売り上げに対するNovellのライセンス料徴収は認められなかった。
米Google、MSら、インターネットのIDカード団体を結成
米Google、米Microsoftら6社は6月24日、オンラインデジタルID技術を推進する非営利団体「The Information Card Foundation(ICF)」の結成を発表した。シンプル、安全、オープンをキーワードに、インターネットでのID技術の開発を進め、普及を促進していく。
米Novell、仮想環境移行ツール「PlateSpin PowerConvert」を発表
米Novellは6月23日(米国時間)、仮想技術を利用した移行ツール「PlateSpin Convert V7.0」を発表、出荷を開始した。バックアップ・リカバリ機能を追加、64ビットWindowsサポートなどが強化され、単一のソリューションで効果的に作業を行えるという。
米Novell、VMware環境向けにカーネルを最適化
米Novellは6月16日(米国時間)、自社Linuxディストリビューション「SUSE Linux Enterprise」のカーネルで米VMwareの通信インターフェイス技術をサポートしたことを発表した。VMware仮想化環境におけるLinuxの性能を改善できるとしている。
Novell Linux資格認定最前線
米Novellの第2四半期、Linux製品が牽引し増益
米Novellは5月29日(米国時間)、会計年度2008年第2四半期(2月ー4月期)の業績報告書を発表した。同期の収益は、赤字を計上した前年同期から大きく改善して587万ドルの黒字となった。1株あたり利益は2セント。売上高は、前年同期比2%増の2億3600万ドルだった。
新規にリリースされたSUSE Linux Enterprise 10 SP2の使用レポート
先日Novellから新規にアナウンスされた SUSE Linux Enterprise 10 SP2 には、マイナーなものではあるがいくつかの有用な改善が施されており、その大部分はMicrosoft系のプロトコルやフォーマットに対する互換性を確保するためのものである。
Mono Project、「Moonlight」のソースコードを初公開
Mono Projectは5月13日(米国時間)、米MicrosoftのRIA技術「Silverlight」をLinuxで利用するためのオープンソース実装「Moonlight」のソースコードを初めてリリースした。メディアコーデックをサポートしたものとメディアコーデックなしの2つを用意、同プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
米Novell、ナレッジシェアを標準機能にした「Open Workgroup Suite」
米Novellは5月14日(米国時間)、コラボレーション機能「Novell Teaming」を追加したワークグループスイート「Novell Open Workgroup Suite」を発表した。チームワークとナレッジ共有機能を追加、ソフトウェアの購入コストを最大70%に抑えるとしている。
終盤を迎えつつあるSCO訴訟
優れた小説家であれば「事実は小説よりも奇なり」という諺を常々実体験として感じさせられているに違いない。そして先日ユタ連邦地裁にてSCO側が行った発言も、そうした事例の1つと見ていいだろう。それは、この日に備えて長年準備を進めてきたであろうはずのSCO首脳陣による、Unixの商標権はNovellではなくSCOが所有しているという主張にまつわる一連の発言であった。
米Novell、「Microsoft System Center」向け拡張パッケージを開発へ
米Novellは4月29日(米国時間)、既存の米Microsoftとの提携に基づき、管理機能を共同で開発する計画を発表した。Microsoftの管理スイートの拡張機能としてLinux管理パッケージを開発、企業はITインフラ投資を最大活用できるとしている。
米Novellと米Microsoft、中国で相互運用性の取り組みを強化
米Microsoftと米Novellは4月21日(現地時間)、共同で進めている相互運用性の取り組みを中国で強化することを発表した。サポートなしでLinuxを利用する中国企業を、Novellの「SUSE Linux Enterprise Server(SLES)」に移行させるのが狙い。このほかにも、2社共同での各種マーケティング活動を展開する。