米Novell、コラボ技術「ICEcore」にワークフローを加えた「Kablink」をリリース
米Novellは7月21日(米国時間)、オープンソースのコラボレーションプラットフォーム「ICEcore」にワークフロー技術を追加したことを発表した。これに合わせてプロジェクトの名称も変更、今後は「Kablink」として開発を進めていく。
ICEcoreはNovellが今年2月に買収したオープンソースのコラボレーション技術ベンダー、SiteScapeの技術を土台としたもの。リアルタイムのカンファレンスなどのコラボレーション機能とソーシャルネットワーク機能を持つプラットフォーム。ブログ、Wiki、カレンダー、タスク、ドキュメント管理、IM、カンファレンスなどを含む、企業向けのチームコラボレーションスペースを開発できる。
今回Novellは、同プラットフォームにコラボレーションプロセスを自動化・合理化するワークフロー技術を追加した。また開発ツールキットも強化、特定のビジネスコラボレーションニーズに合わせたカスタムコラボレーションアプリを容易に開発できるという。
Novellはまた、プロジェクトの名称をKablinkに変更し、今後はKablink.orgでソースコードのリリースを含めた開発作業を進めていくことを発表した。最新のワークフローコード、開発ツールキットはKablink.orgでダウンロードできる。
Kablink.org
http://www.kablink.org
米Novell
http://www.novell.com