無線LAN:次世代「802.11nドラフト2.0」の認定プログラム開始

 無線LAN機器の業界団体Wi-Fi Allianceは6月25日(米国時間)、次世代無線LAN規格の草案「802.11nドラフト2.0」に対応する製品の認定プログラムを開始したと発表した。認定を受けた製品の出荷は今夏から始まる見込みという。

 同団体が認定した検査機関が、802.11n対応製品の相互運用性などを検査する。日、米、台湾、スペインの計8カ所の検査施設で、日本ではSGSジャパンとテュフ・ラインランド・ジャパンが担当する。

 802.11nは、802.11a/b/gと互換性を確保しながら、既存規格に比べて通信速度が最大5倍、通信距離が同2倍になる。草案段階だが、正式決定を待たずに製品化するメーカーも多い。【高森 郁哉/Infostand】

Wi-Fi Alliance
http://www.wi-fi.org/