全米大学対抗のサイバーディフェンス競技でベーカー大が優勝

 この週末、テキサス州のサンアントニオで第3回National Collegiate Cyber Defense Competition(全米大学サイバーディフェンス競技会)の決勝戦が行われ、ミシガン州フリントのベーカー大学(Baker College)が昨年の覇者テキサスA&M大学(Texas A&M University)とほかの4つの地区優勝校を下して優勝した。テキサスA&M大学は僅差で2位となり、ルイビル大学(University of Louisville)が3位につけた。決勝戦に参加した残りの3校は、ボルティモア郡コミュニティカレッジ(Community College of Baltimore County)、ロサンゼルス郡マウントサンアントニオカレッジ(Mount San Antonio College of Los Angeles County)、ロチェスター工科大学(Rochester Institute of Technology)だった。

Linuxデスクトップをセキュアにするための方法をセレブに聞いてみた

 人々がWindowsからLinuxに移行する主な理由の一つに、インターネット上のマルウェアに対してよりセキュアだと期待できるからということがある。Windowsデスクトップを安全に保つためには別途セキュリティ対策を強化する必要があるということは誰でも知っているところだが、同じことをLinuxで実現するためには何をする必要があるのだろうか? この問いに対する答えを見つけるために、有名なLinuxカーネルハッカーとセキュリティの専門家に各々の意見を聞いてみた。

学校のネットワークに侵入できたら、無線ルータをプレゼント――ITセキュリティ担当者が打ち出した“奇策”に全米のハッカーがこぞって“参加”

 フロリダ州パームビーチ郡学区のITセキュリティ担当者、ボブ・ラロッカ(Bob LaRocca)氏は一風変わったコンテストを開催している。学区内に設置したサーバに侵入できたら、無線ルータをプレゼントするというのだ。

ハッカーのためのコンベンションToorConがサンディエゴで開催

 ハッカーのためのコンベンションとして知られるToorCon 9の参加登録と受付は、今回の会場であるSan Diego Convention Centerにて金曜夜から始まった。基調講演およびその他の一般講演は、土曜日から日曜日にかけて実行されている。私がToorConに参加したのは本大会が初めてであるが、ハッカーのコミュニティで同コンベンションが非常に高く評価されている理由を実感することができた。それは実にいい雰囲気で運営されていたのである。

Black Hat USA 2007:閉幕レポート

 Black Hat USA 2007は、かなり速いテンポで進行していたものの、内容的には楽しくかつ有益なものであった。今回特に目に付いたのは、セキュリティがビッグビジネスになるというデモンストレーションである。ホールには、ビジネスチャンスをうかがう新顔と古顔のベンダが入り交じっていた。そうしたこともあって、今年のコンファレンス会場には今までとは何か異なる雰囲気が漂っていたという印象を、私は未だ感じ続けている。

新天地を開拓するEtherboot首脳陣

一般にはあまり知られていないEtherbootだが、このプロジェクトはシンクライアントやネットワークブートを利用する他のどのオープンソースプロジェクトにとっても必要不可欠な存在だ。今回、EtherbootのプロジェクトリーダーMarty Connor氏とメイン開発者Michael Brown氏の2人とIRCチャットをする機会を得たので、そのときのログに少し編集を加えたものをお届けしよう。

Linus対GNOME戦、第2幕

Linus TorvaldsとGNOME開発者との間でくすぶっていたわだかまりが再燃した。かつて、Torvaldsは、次のように述べたことがある。「GNOMEチームは『利用者は愚者』だと思っている。Linuxユーザーは、GNOMEをやめてKDEに切り替えるべきだ」。そして、今回、GNOMEを自説に沿って動作するように変更するパッチをGNOMEに送るという「有言実行の挙」に出た。

Samba開発陣の一斉離脱の噂はデマと判明

Boycott Novell』というブログに掲載された2月6日付の記事には、NovellとMicrosoftとの特許協約に対する抗議運動の一環として、NovellのSamba開発チームが一斉に辞表を提出し、ライバル企業のRed Hatに移籍したことを伺わせる内容が書かれていた。それが事実であれば、Red Hatをも巻き込んだ一大事件となるはずである。ところがよくよく調べてみると、そんな出来事はまったく起こっていなかったのだ。

LinuxカーネルのIRQをめぐる大論争

今回は普段のカーネルハッキングの話題ではなく、IRQ論争勃発の特別レポートをお届けする。本題に入る前に、PC上のデバイスが、ハードウェア的にはプロセッサに対して、ソフトウェア的にはカーネルに対して、何らかの処理を要求すると、何が起こるかの一例を挙げておこう。デバイスは何らかの処理が必要なことをプロセッサに通知するために、適当な割り込み要求(Interrupt ReQuest、略してIRQ)をオンにする。カーネルは、この要求を満たすことで仕事を処理し、その後IRQを再びオフにする、といった具合だ。

FOSSプログラマを統率する7つのヒント

マネジメント手法に関する書籍でコンピュータプログラマを統率する方法について述べたものは滅多にない。やがてはありふれたものになるであろうそのような数少ない書籍では、こうした方法を「猫を手なづける」ことにたとえており、J. Hank Rainwaterの著書ではこの表現がそのままタイトルとして使われている。このたとえは、プログラマの統率がいかに企業の本流から離れた仕事であるかを示すと同時に、一筋縄ではいかないというこの仕事の本質をうまく表している。通常、IT部門には社内の他部門とは別の文化があるため、IT部門のマネジメントを成功させるにはその文化を理解するとともに他部門との橋渡し役としてお互いの立場の説明に努めなければならない。

Ubuntu開発者会議レポート:デスクトップ版、PowerPC版、およびコミュニティに関する展望

今回は、米カリフォルニア州マウンテンビューのGoogle社のオフィスにて先週開催されたUbuntu開発者会議(Ubuntu Developer Summit:UDS)の最終レポートとして、UbuntuおよびKubuntuデスクトップの将来的な開発計画、PowerPC版の今後、Ubuntuローカルコミュニティとの関係についてのインタビューをまとめてみた。