ACCESS、モバイルLinuxプラットフォームを開発完了 2007年2月13日18:38 ACCESS(本社:東京都千代田区)は2007年2月13日、モバイル用途に特化したLinuxプラットフォーム「ACCESS Linux Platform」(ALP)の開発を完了したと発表した。これまで開発コード名だったALPを正式な製品名とした。
LiMo Foundation設立、モバイルLinuxのコモディティ化を目指して 2007年2月2日10:29 先週、Motorola社を含む6社の携帯電話メーカが、「モバイルLinuxについてのグローバルなイニシアティブ」であるLiMo Foundation設立の正式発表を行なった。LiMo Foundationは、プライベートな協力体制を敷いてモバイルLinuxの開発を行っていくことを計画している。成果物はオープンソースにその端を発するものではあるが、現在のところはそのすべてがオープンソースというわけではない。
メディアラボ、ARM9搭載の組み込みLinux用CPUボードを発売 2006年12月13日19:56 メディアラボ(本社:東京都千代田区)は、ARMベースの組み込みLinux用CPUボード「ARM319-DP」を2006年12月15日発売する。「ARM9 200MHz」を搭載、クロス開発環境をバンドルしており、すぐにアプリケーション開発が始められる。価格は14万4900円、2枚目以降CPUボードのみが3万9800円。
米MontaVista、組み込みLinux次期版のプレビュー版提供開始 2006年12月12日18:48 米MontaVista Softwareは2006年12月11日(米国時間)、組み込みLinux製品の次期バージョン5.0のテクノロジープレビュー版を発表した。サブスクリプション契約を結んでいる顧客に無償提供する。正式版は2007年前半にリリースの予定。
米MontaVista、SVCやNECから計2100万ドルを資金調達 2006年12月7日19:23 米MontaVistaは2006年12月5日(米国時間)、Siemens Venture Capital(SVC)、Alloy Ventures、US Venture Partnersなどから計2100万ドル(約24億1657万円)の資金を調達したと発表した。日本からはNECとアプリックスが出資している。
NECエレ、Trolltechの統合ソフトを3G携帯ソリューションに移植 2006年11月28日19:34 NECエレクトロニクスは2006年11月28日、ノルウェーのTrolltechと3G携帯電話向け半導体ソリューションで提携したと発表した。Trolltechの携帯電話向け統合ソフトウェア「GreenSuite」を、NECエレのW-CDMA方式3G携帯電話向け半導体ソリューション「Medity」(メディティ)に移植する。
米MontaVista、EclipseベースIDEに組み込む最新開発ツールのβ版をリリース 2006年11月16日17:40 米MontaVista Softwareは2006年11月14日(米国時間)、組み込みシステム向け開発ツールの新版(開発コード名:Project Tsuki)のベータ版をリリース、顧客向けに提供を開始した。オープンソースの開発フレームワーク「Eclipse」に組み込んでEclipse準拠のアプリケーション開発ができる。
アプリックス、携帯電話Linuxプラットフォーム「MOAP(L)」をライセンス、統合ソリューションを提供 2006年11月8日18:01 アプリックス(本社:東京都新宿区)は、NECおよびパナソニックモバイルコミュニケーションズの2社と携帯電話向けLinuxソフトウェアについてライセンス契約を結んだと発表した。両社がNTTドコモと共同開発した携帯電話Linuxプラットフォーム「MOAP(L)」を使ったソフト開発や他メーカーへのサブライセンスを行う。
ACCESS、モバイル向けLinuxアプリケーション・フレームワークをオープンソースで公開 2006年10月31日19:19 ACCESS(本社:東京都千代田区)は2006年10月30日、組み込み向けのLinuxアプリケーション・フレームワークを年内にオープンソースで公開すると発表した。あわせてLinuxカーネルを拡張するセキュリティ機能もオープンソース化する。
LinuxからWindowsに移行~Elan社の場合 2006年10月31日10:07 Elan Home Systems社はかつて 同社の家庭用デジタル音楽サーバ製品に組み込みLinuxを使用していた。しかし同社の経営陣によると、デジタル著作権管理やプラットフォームの柔軟性に関する問題のために、LinuxからWindowsXP Embedded に移行することになったのだと言う。
NTT-AT、組み込み開発用小型無線LANモジュールを発売 2006年10月20日17:57 NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT、本社:東京都渋谷区)は2006年10月20日、組み込み開発用小型無線LANモジュール「ATWM-1」をメーカーなどに向けて提供開始した。同社の「Linux用無線LANソフトウェア開発キット」に対応しており、情報家電機器や通信システムなどに無線LAN機能を組み込める。
IBM、低消費電力「PowerPC」で組み込み市場の強化をねらう 2006年10月4日19:48 米IBMは10月3日、PowerPCプロセッサの新製品「PowerPC 750CL」と「PowerPC 970GX」を出荷した。この新しいPowerPCは消費電力が低減されており、同社は、車載用機器やプリンタ、通信機器といった組み込み市場における地位の強化をねらう。
米MontaVista、フットプリントを縮小したモバイル機器向けLinux新版 2006年9月26日19:16 米MontaVista Softwareは2006年9月25日(米国時間)、組み込みLinuxプラットフォームの新バージョン「Mobilinux4.1」を発表した。携帯電話などのモバイル市場向けに最適化したソリューションで、従来バージョンから大幅にフットプリントを縮小して、RAMやフラッシュメモリーを節約できるという。
イーソル、マルチコアプロセッサ対応のT-Kernel評価版を提供開始 2006年9月8日18:20 イーソル(本社:東京都中野区)は2006年9月8日、マルチコアプロセッサ対応T-Kernel「eT-Kernel Multi-Core Edition」の評価版の提供を開始したと発表した。英ARMのマルチコアプロセッサ「MPCore」に対応し、民生エレクトロニクス機器、車載機器、モバイル機器、OA機器などの組み込み用途を想定している。
ソフィア、ウィルコムW-SIM端末の開発プラットフォームの販売開始 2006年9月4日17:44 ソフィアシステムズ(本社:川崎市)は2006年9月4日、ウィルコムの「W-SIM」規格に対応したPHS端末開発プラットフォーム「Sandgate W-SIM Phone(Sandgate WP)」の法人向け販売を開始したと発表した。価格は1台100万円、9月下旬から出荷開始する。
ACCESS、仏Orangeと携帯Linux向けアプリケーションパッケージを共同開発 2006年8月17日17:23 ACCESS(本社:東京都千代田区)は2006年8月14日、仏フランステレコムの携帯事業部門Orange SAと、携帯向けLinuxプラットフォーム「ACCESS Linux Platform」(ALP、開発コード名)をベースとする携帯電話向けアプリケーションパッケージを共同開発することで合意したと発表した。ALPは07年初めに発売の予定。
Boeingの対潜哨戒機でLinuxが採用、国防で実績 2006年8月1日17:59 米Wind River Systemsは7月31日(米国時間)、米Boeingが開発中の対潜水艦哨戒機「P-8A」に、自社のLinuxが採用されたと発表した。P-8Aは、米海軍などが次世代の対潜哨戒機として期待をかけている。Linuxが導入されるのは通信設備で、運航システムではないとはいえ、国防分野での大きな実績となりそうだ。
ホビー用途でLinux採用の人間型ロボット、仏企業が来年発売 2006年7月25日17:12 フランスのAldebaran Roboticsはこのほど、OSにLinuxを採用したホビー用途の小型ヒューマノイド(人間型)ロボットを07年に発売すると発表した。無線LAN接続機能を内蔵 し、パソコンから遠隔操作できる。
NTTコムウェアと大日本住友製薬、遠隔医療分野で連携 2006年7月12日12:51 NTTコムウェア(今井郁次社長)は7月11日、同社の超小型Linuxサーバー「L-Box」が、大日本住友製薬(宮武健次郎社長)の解析機能付き多機能心電計「レーダーサーク」の伝送装置として採用されたと発表した。
テクノマセマティカル、携帯Linux向けワンセグ・3セグ受信ソフトを開発 2006年6月29日18:05 テクノマセマティカル(本社:東京都品川区)は2006年6月28日、携帯端末向けLinuxプラットフォームで動作する地上デジタル放送受信ソフトを開発したと発表した。地上デジタルテレビ「ワンセグ」と、今秋放送開始予定のデジタルラジオ「3セグ」を受信できる。1プラットフォーム上で両機能を実現したのは業界初という。