Dell、ビジネス・モデルの抜本的改革に向けた新戦略「Dell 2.0」を明らかに

 米Dellは9月12日、バッテリ・リコール問題や連邦政府による調査の影響による投資家の不安を払拭すべく、「Dell 2.0」と銘打った全社的なオーバーホール戦略に取り組むと発表した。この日ニューヨークで開催されたDell主催の年次イベント「Technology Day」で、同社CEOのケビン・ローリンズ氏が明らかにしたもの。

デルとベリサイン、ネットセキュリティで提携、SSL証明書サービスを開始

 デルと日本ベリサインは、インターネットセキュリティ分野で提携すると発表した。第1弾としてデルのオンラインストアでサーバー購入時に日本ベリサインが発行するSSLサーバー証明書の発行申請を特別価格で行うことができるサービスを開始した。日本ベリサインがSSLサーバー証明書の販売においてハードウェアメーカーと提携するのは初めて。

デル、第9世代PowerEdgeサーバを出荷開始──新技術を積極採用

 デルは6月20日、同社のx86サーバ「PowerEdge」シリーズの新モデルを発表した。“第9世代”と称される新モデルは、ラック型の1Uサーバ「PowerEdge 1950」および2Uサーバ「同2950」、ラック型/タワー型の両方の設置が可能な5Uサーバ「同2900」、ブレード・サーバ「同1955」の4機種。同日から国内で順次出荷開始される。

「オープン標準へのコミットが顧客価値の最大化に通じる」─米国デルのマネジャーが語るLinux戦略

デルのLinux戦略──その全容を日本の企業に訴求すべく、先ごろ、米国デルでLinuxとHPCC(ハイパフォーマンス・コンピューティング・クラスタ)、および仮想化にかかわるグローバル・アライアンスを担当するマネジャー、ケビン・ノリーン(Kevine Noreen)氏が来日し、東京ビックサイトで催されたLinux/オープンソース・ソフトウェアの総合イベント「LinuxWorld Expo/Tokyo 2006」(会期:今年5月31日〜6月2日)で講演を行った。ここでは、同Expo会場で実施したノリーン氏に対するインタビューの概要を、一問一答の形式で報告する。

デル、ネットワークストレージのライン一新、3世代目のDell|EMC ブランドで

 デル(ジム・メリット社長)は29日、ネットワークストレージのラインナッ プを一新、EMCと共同開発した「Dell|EMC CX3 UltraScale(ウルトラスケール)シリーズ」を5月30日から順次発売すると発表した。CX3-20、CX3-40、CX-80の3モデルからなるシリーズで、ミッドレンジからハイエンドまでの幅広いエンタープライズニーズに対応する。