デルとNRI、IAサーバにOSSソリューションをバンドルしたパッケージの販売開始

 デルと野村総合研究所(NRI)は2006年8月23日、デルのIAサーバ「PowerEdge」シリーズに、NRIのオープンソースソリューション「OpenStandia」をバンドルしたソリューションパッケージを9月29日から販売すると発表した。価格は260万4000円から。

 NRIが8月1日に発表したOpenStandiaパートナープログラムの第1弾。OSからミドルウェア、ハードウェアを含めた動作検証済みのシステム基盤を提供して、従来は高度なスキルが求められたOSS導入を簡素化し、コストを削減できるという。

 OpenStandiaは、TomcatとJBoss、MySQLなどを中心に構成されるオープンソースソリューション。検証済みソフトウェア構成に加えて、開発を支援する各種手順書やガイドライン、管理ツールを用意しており、開発の効率化が可能という。

 販売はデルが、インフラ構築はデル・プロフェッショナル・サービス(DPS)事業部とNRIのオープンソースソリューションセンター(OSSC)が担当する。また、同バッケージを阪市)と協力して提供するほか、順次、SI各社との協業を拡大してく。

 価格は、ラックマウントサーバ「PowerEdge 1950」にWebアプリケーションサーバ構築ソフト「OpenStandia/Application Server」を組み合わせた「オープンソースWebAPサーバ・モデル」が260万4000円から。タワー型サーバ「PowerEdge 2900」にビジネス分析システム構築ソフト「OpenStandia/Business Intelligence Server」を組み合わせた「オープンソースBIサーバ・モデル」が417万9000円から。【鴨沢 浅葱/Infostand】

デル
http://www.dell.com/jp/

野村総合研究所
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