アイエニウェア、自社RDBMSを富士通SSLが採用、分散データの統合管理機能で

 アイエニウェア・ソリューションズ(アイエニウェア、早川典之社長)は、データベース管理ソフト(RDBMS)のパッケージ「SQL Anywhere」が、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL、池上幸弘社長)の「情報統合・情報活用ソリューション」を構成する製品に採用されたと発表した。

オープンソースDBの成熟度を計る[前編]

企業でのオープンソース・ソフトウェアの利用が活発化している昨今、データ活用の基盤となるデータベースにおいても、オープンソースのRDBMS(リレーショナル・データベース管理システム)が採用されるケースが増えてきている。だが、自社の業務内容やITシステムの状況に合致する製品の選定、導入は決して易しいプロセスではない。前編となる今回は、代表的なオープンソースDBについて、その特徴や最新版の技術・機能の成熟度について見ていく。

日本オラクル、中堅・中小企業向けビジネス・インテリジェンス製品

 日本オラクル(新宅正明社長)は8月23日、中堅・中小企業向けにパッケージ、構成、価格を設定した統合ビジネス・インテリジェンス(BI)と、データウェアハウジング・システム「Oracle Business Intelligence Standard Edition One(Oracle Business Intelligence SE One)」を9月11日に発売すると発表した。

MySQL Enterprise版ソースコードのtarボール配布が終了

 先に行われたMySQLを有料版と無料版に分割するというアナウンスから1年を待たずして同社からひっそりと漏れ出てきたのは、MySQL Enterprise Server版ソースコードのtarボール形態での配布が終了されるというニュースである。Enterprise Serverのコードに関してGNU General Public License(GPL)が適用され続けられる点に変更はないが、MySQLとしては同ソースコードへのアクセスをカスタマ以外には困難にしようとしているのである。

バックボーン、「NetVault Backup」のオプション製品、DB止めずにバックアップ

 バックボーン・ソフトウエア(大越大造代表取締役)は8月7日、データ保護ソフト「NetVault Backup」のオプション製品として、「Oracle APM v5.0」「Microsoft SQL Server APM v5.0」「MySQL APM v3.0」の3モデルを出荷開始すると発表した。「MySQL APM v3.0」は8月中の出荷で、ほか2モデルは同日に出荷を始めた。