アシストなど、サーバOSとデータベースのアクセス管理ソリューション

 アシスト(本社:東京都千代田区)、日本CA(本社:東京都新宿区)、日本オラクルの3社は2007年8月29日、サーバOSとデータベースをそれぞれアクセス管理できるソリューション「特権ユーザ管理/職務分掌ソリューション」を共同で販売すると発表した。

 日本CAのサーバ・アクセス管理ツール「CA Access Control」と、日本オラクルのデータベースの管理者ユーザーを制限できるオプション製品「Oracle Database Vault」を組み合わせた。両製品の販売代理店であるアシストが窓口となって販売し、3社共同でプロモーション活動などを行う。

 従来、アクセス管理はサーバOSとデータベースの片方のみで管理するケースが多かったが、サーバOSは物理的なファイル、データベースは論理的なデータのみしか保護できなかった。両製品を組み合わせることで、それぞれのレベルで適切なアクセス管理が可能になるという。

 動作環境は、Solaris、AIX、HP-UX、Windows、Red Hat Enterprise Linux。価格は個別見積り。2008年4月施行の「金融商品取引法(日本版SOX法)」への対応需要を見込んでおり、2008年2月末までに2億5000万円の売り上げを目指す。【鴨沢 浅葱/Infostand】

アシスト
http://www.ashisuto.co.jp/

日本CA
http://ca.com/jp/

日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/