ディスクのメンテナンスやパーティション操作に特化した1CD Linux「Parted Magic」の開発チームは8月1日、最新版「Parted Magic 2013_08_01」を公開した。古くからの問題にフォーカスし、これまでで最も検証されたバージョンという。
お名前.com VPSでの安価な負荷分散運用とスナップショット&バックアップ
お名前.com VPS(KVM)ではOS稼働イメージのバックアップ機能として、昨年の11月にスナップショット機能が追加された。これによって実運用でのバックアップや利用方法にも広がりが出てきた。本記事では、実運用で多いと思われる複数台構成例をベースに、レンタルDNSを利用したラウンドロビン構成と、スナップショット機能とLVMスナップショットを使ったVPSのバックアップの一連の手順を解説していく。
Bacula、バックアップツール「Bacula Enterprise Edition 4.0」を発表
バックアップソフトベンダーのスイスBacula Systemsは9月14日、バックアップツール「Bacula Enterprise Edition 4.0」を発表した。Webベースの管理画面が導入され、使いやすさを改善した。
システムをネットワーク経由でバックアップ/複製可能なLinux「Clonezilla」
Windows用の定番バックアップソフトとして有名な製品の1つに「Norton Ghost」がある。今回紹介する Clonezilla は、そのNorton Ghostと同等の機能をオープンソース・ソフトウェアで提供することを目指して台湾のNCHC(National Center for High-performance Computing)が開発しているLinuxディストリビューションだ。Clonezillaはローカルディスクのドライブあるいはパーティション単位でバックアップを作成できる。単にドライブ/パーティションのコピーを別ドライブに作成できるだけでなく、バックアップをイメージファイルとして保存することが可能だ。イメージファイルを別のマシンにリストアすれば、Clonezillaの名前の由来であるシステムの“クローン”を作成することが可能になるわけだ。
米Sunが開発中のMySQLバックアップツール「MySQL Time Machine」
米Sun Microsystemsの開発者は4月14日、自社ブログで「MySQL」バックアップツールのプロトタイプ「MySQL Time Machine」を開発中であることを発表した。4月20日から4日間、米カリフォルニア州で開催される「MySQL Conference & Expo」にて、同プロトタイプのデモを披露するという。
「FEBE」拡張でFirefoxの環境をまるごとバックアップ
Firefoxの真骨頂は、豊富に存在する拡張機能などのアドオンや、様々な設定を行い、自分好みのブラウザに調教できることだろう。しかし、それだけに困ったことがある。それは、2台目のサブマシンや、新しいPCを導入した時など、一から環境を構築しなくてはならないということだ。アドオンを検索してインストールし直したり、ユーザー名やパスワードなどを再び入力して、記憶させたり……使い慣れた環境をもう1つ構築するというのは、簡単なようで難しい。一度設定してしまえば、改めて設定することはほとんどないため、意外と忘れてしまいがちだからだ。
オープンソースのデータアーカイブ「OPENARCHIVE」が登場
独Grau Dataは3月10日(ドイツ時間)、オープンソースのデータアーカイブソリューション「OPENARCHIVE」をリリースした。ペタバイト級のキャパシティに対応、WindowsやUNIX/Linuxシステム環境にシームレスに統合できるという。
リモートファイルシステムを使ってRAID-1を構成できるChiron FS
不定期に接続するモバイルクライアントの自動バックアップを可能とするBox Backup
特定の時刻にファイルの自動バックアップを行う中央管理型のマネージメントソリューションは確かに便利だが、重要な業務ファイルを収めたラップトップを脇に抱えて頻繁に出張をするというタイプの人間にとってはそれほど役に立たないはずだ。そうした場合に検討すべきツールが、暗号化リンクを介してラップトップからバックアップサーバへの直接的なファイルバックアップを実行するBox Backupである。
メールボックス用アーカイブ・ツール、archmbox
メールの保管・保存の作業では、mboxにあるメールを一覧したりコピーしたりする必要がある。 archmbox はそのためのツールで、特定の日付以前のメールを別の(圧縮されている)mboxに移したり、メールヘッダーの条件を正規表現で指定してメールを抽出したり削除したりすることができる。
Ubuntu用簡単バックアップ・ツール、TimeVault
データのバックアップは通常難しいことではないが、場合によっては面倒なこともある。たとえば、前回のバックアップ以降に変更されたファイルだけをコピーするのは十分に厄介だし、自分で忘れずにバックアップしなければならなかったり古いバックアップを削除して空き領域を確保しなければならなかったりすればなおさらだ。そうしたことを面倒に思ってデータのバックアップをやめてしまい、ファイルを間違って削除したりシステムがクラッシュしたりして、ほぞをかむことがある。そうしたバックアップに伴う問題を解決してくれるのがUbuntu用バックアップユーティリティーTimeVaultだ。
光メディア上のファイルに対する透過的圧縮
Linuxカーネルはバージョン2.4.14から、光メディア上のファイルの透過的展開をサポートしている。本記事ではこの透過的展開のサポートにより、mkzftreeツールとgenisoimageの-z
オプションを用いて光メディアへの焼き付けを行う際に、どのような利点が得られるかを示す。これらのコマンドは、gzipと同じアルゴリズムを使用するzlibによってファイルを圧縮する。透過的圧縮エクステンションであるRock Ridgeを利用することにより、DVDにより多くのデータを格納することができる。
ミラクル・リナックス、ディザスタリカバリツール「Mondo Rescue」の導入・サポート開始
ミラクル・リナックス(本社:東京都港区)は、オープンソースのディザスタリカバリ管理ツール「Mondo Rescue」の導入とサポートサービスの販売を2008年10月30日開始した。Mondo Rescue公式サイトからソフトウェアをダウンロードして、十分にテストした上でLinux OSと組み合わせて提供するという。
オープンソースバックアップ技術の米Zmanda、Windows環境向けソリューションを発表
オープンソースのバックアップ復旧ソフトウェアベンダー、米Zmandaは10月13日(米国時間)、Windows環境向けのオンラインバックアップソリューション「Zmanda Internet Backup(ZIB)」を発表した。まずは限定的に提供し、その後一般提供を開始する。
JavaベースのLinux向けバックアップ・ツール Arecaとplan/b
コンピューターのバックアップは誰もがやっている作業とはいえ、複数のマシンがあってプラットフォームもオペレーティング・システムもまちまちだとなると、種々のバックアップの仕方を覚えなければならず少々面倒だ。そんなときは、LinuxでもWindowsでもUnixでも、どのプラットフォームでも使えるJavaベースのバックアップ・ソリューション、Arecaとplan/bを検討してみてはいかがだろうか。plan/bは保守が終わってしまったが、どちらも検討するだけの価値はある。