オープンソースのデータアーカイブ「OPENARCHIVE」が登場
独Grau Dataは3月10日(ドイツ時間)、オープンソースのデータアーカイブソリューション「OPENARCHIVE」をリリースした。ペタバイト級のキャパシティに対応、WindowsやUNIX/Linuxシステム環境にシームレスに統合できるという。
Grau Dataのデータアーカイブソリューション「GRAU ARCHIVEMANAGER」のオープンソース版で、規制遵守機能を除いたもの。
アーカイブとして既存RAIDシステム、LTOベースのテープライブラリをサポート、SMB/CIFSまたはNFS経由でWindowsサーバーやUNIX/Linuxサーバーと接続できる。ディスクとテープのさまざまな組み合わせを利用でき、最大1000億のファイル(数ペタバイト)に対応、柔軟性と拡張性もあるという。
Grau Dataではオープンソース化について、世界各国に分散する営業・マーケティングチーム向けソリューションや自社製品の長期的存続を求める声に応える、と説明している。
ライセンスは、GNU Affero General Public License(AGPL)を採用、同社Webサイトよりソースコードを入手できる。
独Grau Data
http://www.graudata.com
OPENARCHIVE
http://www.openarchive.net
「OPENARCHIVE」ダウンロード
http://www.openarchive.net/download