Reactフレームワーク「Next.js 9.4」が公開、ホットリロード機能や静的サイト生成機能が強化される

 React向けのアプリケーションフレームワーク「Next.js」開発チームは5月12日、最新安定版となる「Next.js 9.4」を公開した。

 Next.jsはJavaScript向けのユーザーインターフェイス技術であるReact向けのアプリケーションフレームワークで、拡張性のあるReactアプリケーションや静的Webサイトを開発できる。自動コード分割やファイルシステムベースのルーティング、BabelやWebpackといったJavaScriptツールの管理機能などを備えるとともに、機能を拡張する仕組みも備えている。米Vercel(旧社名はZEIT)が開発し、ライセンスはMIT License。

 Next.js 9.4は、3月に公開したNext.js 9.3に続く最新版。Reactコンポーネントの編集時にすぐにフィードバックを得られる新しいホットリロード機能「Fast Refresh」が加わった。これによって高速かつ信頼性のあるライブ編集ができるという。また、デプロイ後にミリ秒単位でインクリメンタルに静的ページを再構築する「Incremental Static Regeneration」をベータ導入した。

 CMS関連機能では、9.3でサポートした次世代SSG(Static Site Generation、静的サイト生成)機能のサポートを強化し、ContentfulやDatoCMS、Prismic、Sanity、TakeShapeといったCMSシステムと提携してすぐにSSGを利用できるようになった。

 新しい環境変数として、「.env」と「NEXT_PUBLIC_」プレフィックスがビルトインでサポートされた。前者は「.env」ファイルの読み込みをデフォルトでサポートするもので、後者は環境変数をブラウザから参照できるようにするためのプレフィックスとなる。ビルドインのフェッチサポートも強化した。

 このほかにも、設定可能なSassのサポート、ログ出力の改善など多数の機能強化が加わっている。

Next.js
https://nextjs.org/