フリーのメディアプレイヤー「Kodi "Leia" 18.2」リリース

 Kodiは4月22日、オープンソースで開発されているメディアプレイヤーの最新版「Kodi “Leia” 18.2」のリリースを発表した。バグ修正が中心のリリースで、性能の改善などが行われているという。

 KodiはWindowsやmacOS、Linux、Android、iOS、Rapsberry Piなどのデバイスで動作するメディアプレイヤーソフトウェア。非営利のXBMC/Kodi Foundationが開発母体となっている。さまざまなフォーマットの動画や音声の再生に対応しており、ローカルのファイルだけでなくネットワーク経由で外部ストレージ上に保存されているコンテンツやオンラインストレージ上の動画、音楽、ポッドキャストなどを再生できる。

 Kodi “Leia” 18.2は、1月に公開したバージョン18系の最新のポイントリリースとなり、バグの修正が中心となる。18系ではバグの発見と修正を管理するため、GitHubのイシュートラッカーにイシューテンプレートと自動検証システムを実装した。これにより、バグレポートの精度を高められ、開発者がピンポイントで問題を発見して対応できるという。

 外部からのコード貢献により、GLESレンダリングパスにおける性能と依存性の問題の修正や、AMLプラットフォームの強化が実現したという。音楽関連の体験強化が図られ、データベースへのアクセスが高速になり、インポートも改善した。PVRでも複数のバグを修正した。

 Androidプラットフォームでも多数の強化が図られた。パワーユーザーがHW-Decoderの使用を詳細に設定できるCodec Factoryを導入した。

 Kodi “Leia” 18.2はプロジェクトのWebサイトより入手できる。

Kodi
https://kodi.tv/