「Node.js 8.13」リリース

 Linux Foundation傘下のNode.js Foundationは11月20日、「Node.js 8.13.0」のリリースを発表した。バージョン8系の最新版で、細かな機能強化や修正も加わっている。

 Node.js 8.13は2017年5月にCurrent版として公開されたバージョン8系の最新版。バージョン8系は同年10月に公開されたバージョン8.9.0より長期サポート(LTS)が提供されている。開発コードは「Carbon」。なお、最新機能を搭載したCurrent版の最新版は、11月15日公開されたNode.js 11.2.0。Node.jsは偶数バージョンを対象としてLTSを提供しており、10系でもすでにLTSが提供されている(現在の最新バージョンは10.13.0)。LTSでは合計30か月間のメンテナンスが行われる。

 Assertではassert.throwsの強化など一部のコミットをバックポートした。また、非同期I/Oのlibuvがバージョン1.23.2になり、土台のJavaScriptエンジンであるV8も強化した。http2が実験的扱いから正式な機能となり、httpも強化が加わった。

 Node.js 8.13はプロジェクトのWebサイトより入手できる。

Node.js Foundation
https://nodejs.org/ja/