Adobeが手がけるオープンソースのテキストエディタ「Brackets 1.13」リリース
米Adobe Systemsのテキストエディタ「Brackets」開発チームは6月18日、最新版となる「Brackets 1.13」公開を発表した。自動アップデートやフォルダ構造のドラッグ&ドロップによる操作、リモートホスト上のファイルを開くといった新機能が加わっている。
Bracketsはオープンソースで開発されているテキストエディタ。HTML、CSS、JavaScriptなどを扱うWebデザイナーやフロントエンド開発者向けで、視覚的なツールとプリプロセッサを利用して容易にコードを作成できる。ライセンスはMIT License。2014年に正式版がリリースされている。
Brackets 1.13は、1月に公開したバージョン1.12に続く最新版。
新機能として、まず「AutoUpdate Framework」が導入された、これによってコードエディタを終了することなくアップデートが可能になった。また、FileTreeView(ファイルツリービュー)のアイテムのドラッグ&ドロップがサポートされ、ファイルやフォルダをドラッグ&ドロップで移動させながら、フォルダ構造を操作できる。
さらに、HTTP/HTTPS経由でリモートホスト上のファイル開けるようになった。コードのレビューなどに有用で、ショートカットキーも割り当てられている(Ctrl/Cmd+Shift+O)。
このほか、JSRefactor、Live Preview、Quick Editなどの機能に分析ログが加わるなど細かな機能強化が加わった。また、サブメニューのレイアウトなど不具合も修正されている。
Brackets 1.13はプロジェクトのWebサイトより入手できる。
Brackets
http://brackets.io/