「Qt 5.11.1」リリース

 Qt Companyは6月19日、クロスプラットフォームのUI/アプリケーション開発フレームワークの最新版「Qt 5.11.1」を公開した。5.11のパッチリリースとなり、700件以上の変更が加わっている。

 Qt 5.11.1は5月末に公開したバージョン5.11の最新ポイントリリース。パッチリリースで、新しい機能は含まれていない。

 Qt 5.11に対して150件以上のバグを修正し、700件以上の変更が加わった。qt3d、qtbaseなど多数のモジュールで細かな機能変更や修正が加わった。QtWidgets、QtCoer、QtNetworkなども細かな強化や修正が加わり、設定・ビルドシステムではqmakeで多数修正が加わった。

 プラットフォーム固有の変更としては、LinuxとmacOSでQFileSystemWatcherに関連したバグが修正された。Windows、Androidも強化されている。

 開発チームによると、5.11系の次のポイントリリースとなるQt 5.11.2は9月の初めにリリース予定という。

Qt Company
https://www.qt.io/