Webブラウザ上で動作するターミナルエミュレータ「DomTerm 1.0」リリース

 JavaScriptで実装されたWebブラウザ上で動作するターミナルエミュレーター「DomTerm」開発者は3月28日、初の正式版となる「domterm-1.0」を公開した。

 DomTermはJavaScriptで実装されたターミナルエミュレーター/REPL(Read-Eval-Print-Loop)コンソール。ターミナルエミュレータとして利用できるだけでなく、ユーザーが入力したコマンドをアプリケーションに送信し、受信したその結果を対話的に表示する、といった利用もできる。ユーザーインターフェイスとターミナルエミュレーションはJavaScriptライブラリ「DomTerm」で処理され、アプリケーションとUI間の通信はWeb Socketsを利用する。

 ターミナルエミュレーターは複数あるが、リッチテキストとの統合性などの特徴を備えたものがないことから開発した。日常のターミナルエミュレーターとして利用でき、リッチテキストとインタラクションが可能なスタンドアロンのターミナルエミュレーターを目指すとしている。

 DomTermはJavaScriptパッケージとして提供され、さまざまなアプリケーションで利用できる。QtツールキットとQt Web Engineベースの「qtdomterm」や、Atomテキストエディタで利用できる「atom-domterm」、JavaFX WebEngine向けのラッパーなどで構成され、フロントエンドはElectronベースのものを優先フロントエンドとしている。マウスサポートのためのxtermプロトコル、セッション管理、各ページで自動の一時停止のオプションを持つページングなどの機能もある。本バージョンではドラッグできるタブとペインのサポート、日本語、中国語、韓国語のサポートも改善しているという。

DomTerm
https://domterm.org/