テンプレートによってアプリ開発を支援する「NativeScript Sidekick 1.0」発表
JavaScript向けのモバイルアプリケーション開発フレームワーク「NativeScript」開発チームは11月7日、「NativeScript Sidekick 1.0」を発表した。テンプレートの開発を支援するツールとなる。
NativeScriptはAngular、TypeScript、モダンなJavaScriptを利用してモバイルアプリを開発できるクロスプラットフォームの開発フレームワーク。自分の好きなエディタを利用して構築し、1つのコードベースからiOS、Androidの両方に向けてネイティブアプリを実装できる。Progress Softwareのプロジェクトで、ライセンスはApache License 2。
NativeScript SidekickはテンプレートでNativeScript開発を支援するツールセット。デスクトップアプリケーションとクラウドサービスで構成されており、クロスプラットフォームのモバイル開発の退屈な作業を削除し、アプリケーションそのものへの作業に集中できるとして入る。
様々なテンプレートを含むStarter Templatesを使ってアプリケーション開発をスタートできる。テンプレートはマスター/詳細リスト、カードインターフェイス、モバイルアプリケーションUIパターンなども備える。Progressが提供するクラウドビルドサービス(有料)も利用できる。
プラグイン管理機能もあり、どのプラグインに依存しているか、プラグインのバージョンなどを把握できる。デバッグ機能もあり、迅速にコードのビルド、テスト、リファクタリングができるという。
NativeScript SiekickはプロジェクトのWebサイトより入手できる。
NativeScript
https://www.nativescript.org/