React専用のIDE「Reactide」が登場
UI構築のためのJavaScriptライブラリ「React」専用のIDE(統合開発環境)「Reactide」を開発するプロジェクトが立ち上がった。Reactを利用したWebアプリケーションの開発を容易に行えるクロスプラットフォームのIDEとなる。
Reactは米Facebookが開発するユーザーインターフェイス(UI)とWebアプリケーション開発向けのJavaScriptライブラリ。Reactideはクロスプラットフォームのデスクトップアプリケーションで、React専用の「初のIDE」と名乗っている。開発するのはTeam Reactideという個人開発者によるチーム。
Reactideでは、開発環境としてNodeサーバーとカスタムブラウザシュミレーターを備える。サーバーやビルドツールの設定は不要で、すぐにモジュールを動かすことができるという。ビルドツールに依存しないため、プロジェクトの発展に合わせて依存性を加えることができるとしている。
ビジュアルな編集ツールを備え、アプリケーションの構造を見ながら迅速にコンポーネントの編集ができる。GUIを利用してプロパティとスタイルを編集し、結果をすぐにブラウザシュミレーターに反映できる。編集のトランスパイルプロセスを短縮でき、生産性を改善できるとしている。
ReactideはMIT Licenseを採用、プロジェクトのWebサイトより入手できる。
Reactide
http://reactide.io/