オープンソースのソフトウェア開発プロジェクト支援ツール「Apache Allura 1.5」がリリース
Apache Allura開発チームは8月23日、オープンソースのソフトウェア開発プロジェクト支援ツールの最新版「Apache Allura 1.5.0」を公開した。使い勝手を強化するための細かな改善が中心となる。
Apache Alluraはソフトウェア開発プロジェクトのホスティングプラットフォームを構築できるソフトウェアで、ソースコードリポジトリ、バグ報告、ディスカッション、Wikiページ、ブログなどの機能が提供される。git、Mercurial(hg)、Subversion (svn)形式のリポジトリに対応し、ブラウザベースでのコードブラウジングも可能。元々はSourceForge.netが開始したプロジェクトだが、2012年にApache Software Foundation(ASF)の下に入り、2014年4月にトップレベルプロジェクト(TLP)に昇格している。
Allura 1.5は、4月に公開されたバージョン1.4に続く最新版。使いやすさ改善のために、プロジェクト登録後にガイドツアーが表示されるようになった。ディスカッションとリスト添付のデザインを変更し、イメージ閲覧のためのlightbox_meが加わった。
このほか、マージリクエストにコミットのリフレッシュボタンが加わった。twemojiにより絵文字のレンダリングが可能になった。プロジェクト作成のユーザーインターフェイスも強化し、新たにフォークされたリポジトリのチェックが高速化された。バグも多数修正されている。
Apache Allura 1.5はプロジェクトのWebサイトより入手できる。
Apache Allura
https://allura.apache.org/