Forgeサイトのオープン実装「Apache Allura 1.2」リリース
Webベースのソフトウェア開発プロジェクト支援ツール「Apache Allura」開発チームは1月5日、最新版となる「Apache Allura 1.2」リリースを発表した。トップレベルプロジェクト(TLP)になって初のリリースとなり、細かな強化や新機能が加わっている。
Apache AlluraはソースコードリポジトリやWebベースで動作するリポジトリ管理ツール、バグトラッカー、Wiki、ディスカッションツール、ブログといったソフトウェア開発プロジェクト支援ツールを提供するソフトウェア。gitおよびMecurial(hg)、Subversion(svn)といったソースコード管理ツールに対応する。元々はSourceForge.netが開始したプロジェクトで、2012年にApache Software Foundation(ASF)の下に移管、2014年4月にトップレベルプロジェクト(TLP)に昇格している。
Allura 1.2は2014年2月に公開されたバージョン1.1に続くもので、トップレベルプロジェクトになって初のメジャーリリースとなる。変更点としてはプロフィールページが新しくなり、アクティビティストリームがデフォルトで有効になった。また、Wikiサブスクリプションのためのボタンが追加されたほか、パスワードの長さや有効期限の設定が可能となり、ログイン情報を記憶するRemember Meオプションもサポートした。
管理者ページを強化し、プロジェクトの検索、ユーザー情報の検索/閲覧/編集が可能になった。また、LDAPやチケットフィルタリングも強化されている。
Apache Allura 1.2はプロジェクトのWebサイトより入手できる。
Apache Allura
https://allura.apache.org/