「GitLab 8.0.4」リリース、バグ修正が中心

 オランダGitLabは10月6日、Gitレポジトリおよびプロジェクト管理ツール「GitLab 8.0.4」を公開した。バグ修正が中心のメンテナンスリリースとなる。

 GitLabはRuby on Railsで実装されたソフトウェアで、Gitリポジトリ管理やコードレビュー、イシュー追跡、アクティビティーのフィード、Wikiなどの機能を備える。GitHubのようなリポジトリ/プロジェクト管理ツールを自分のサーバーで運用できるというのが特徴で、単一のサーバーに最大2万5000人のユーザーをサポートできるという。無料のCommunity Editionと有料のEnterprise Editionとがあり、Community EditionはMIT Licenseで公開されている。

 GitLab 8.0.4は9月に公開されたGitLab 8系の最新版。8.0で統合された継続的インテグレーション(CI)機能では、CIトークンをビルドトレースから削除した。また、Runner管理ページのAssign Allボタンを修正した。Enterprise Editionではこれに加えて、Jenkins向けの複数プロジェクト設定機能も修正した。

 また、メッセージIDヘッダがRFC 2011互換となった。コメントシステムでのアンカーの不具合なども修正されている。

 GitLab 8.0.4はプロジェクトのWebサイトより入手できる。

GitLab
http://www.gitlab.com/