「CakePHP 2.4.5」公開、バグ修正が中心のリリースに

 CakePHPコアチームは1月26日、PHP向けのWeb開発フレームワーク「CakePHP 2.4.5」を公開した。2.4系の最新安定版となり、バグの修正が中心となる。

 CakePHPはPHPで書かれたWebアプリケーションフレームワーク。高速なプロトタイプ作成、データベースアクセス、キャッシング、認証などの機能を持ち、Webアプリケーションをシンプルかつ高速に作成できる。SQLインジェクションやXSS対策などのセキュリティ機能も備える。ライセンスはMIT License。

 CakePHP 2.4.5は2013年9月に公開された2.4系の安定版で、バグ修正が中心。PostgreSQLドライバを改善し、スキーマ名のクォートが可能になったほか、DOM IDの問題の修正、ControllerTask.phpのアップデートなどが行われている。また、「0000-00-00」という値を選択した際にDatetime型が0年を選択しないようになり、MySQLとの互換性が改善された。このほか多数の細かな修正が加わっている。

 CakePHPはプロジェクトのWebサイトより入手できる。

Cake Software Foundation
http://cakefoundation.org/

CakePHP
http://cakephp.org/