Gitリポジトリ管理ツール「GitLab 5.2」リリース、フォーク機能などを追加
5月22日、GitリポジトリへのWebブラウザからのアクセスを可能にするGitリポジトリ管理システム「GitLab 5.2」がリリースされた。フォークなどの新機能が加わっている。
GitLabはWebブラウザでGitリポジトリを閲覧したり、各種操作を行うためのGitリポジトリ管理システム。Ruby on RailsベースのWebアプリケーションで、リポジトリ情報の閲覧のほかコードレビューや各種管理機能、Wiki、イシュートラッカー、マージリクエストといった機能を備える。Git管理アプリケーションとしては世界最大のインストール数を誇るという。ライセンスはMIT License。
GitLab 5.2は4月に公開されたバージョン5.1に続く最新版。新機能としては、ほかのリポジトリからのフォーク機能やプロジェクト内のコードを検索できるコード検索機能が加わっている。リクエストがページを再読み込みしないことで高速化を図るTurbolink機能も加わった。
デプロイキーの共有機能も加わり、複数のプロジェクトで単一のデプロイキーを共有したり、単一のプロジェクトで複数のデプロイキーを利用する、といったことが可能になっている。このほか、「Google Analytics」のサポートが加わり、gfm自動補完も強化された。バグ修正も加わっている。
GitLabはプロジェクトのWebサイトよりソースコードを入手できる。利用にはRuby 1.9.3、MySQLまたはPostgreSQLなどが必要。
GitLab.org
http://gitlab.org/