米Twitter、Streaming API向けJavaクライアント「Hosebird Client」をオープンソースに

 米Twitterは2月28日、Twitterの公開API「Streaming API」を利用するためのJavaライブラリ「Hosebird Client(hbc)」をオープンソースで公開した。これを利用することで、Streaming APIを含むTwitter APIを利用するJavaアプリケーションを容易に構築できる。

 TwitterのStreaming APIは、ユーザーの投稿をほぼリアルタイムで受け取ることができるAPI。公開されたHosebird Clientはこれを利用するためのJavaライブラリで、Twitterが開発し実際に利用しているという。同社が社内で開発したAPIクライアントライブラリをオープンソースにするのは初めてという。

 Hosebird Clientは、「hbc-core」および「hbc-twitter4j」という2つのモジュールで構成される。hbc-coreはメッセージキューを使って投稿を受信するモジュールで、hbc-twitter4jはTwitter APIのJavaラッパー「Twitter4J」を使って受信したデータを処理するもの。OAuthやGZipサポート、パーティショニング、再接続ロジックなどStreaming APIの機能を組み込んでおり、これを利用してStreaming APIを利用したJavaアプリケーションをより容易に構築できる。

 Hosebird Clientは、Githubのプロジェクトページよりダウンロードできる。ライセンスはApache License 2.0。

Hosebird Client(hbc)
https://github.com/twitter/hbc

米Twitter
http://www.twitter.com/