TwitterやFacebookもサポートするIMクライアント「Instandbird 1.3」リリース
オープンソースのインスタントメッセンジャー(IM)「Instandbird」を開発するThe Instantbird Teamは11月16日、最新版「Instantbird 1.3」を公開した。Twitterサポートの強化などが特徴となる。
InstantbirdはGoogle Talk、AOL Instant Messenger、Windows Live Messenger、Yahoo! MessengerなどのIMクライアントやIRC、Facebookチャット、Twitterに対応するインスタントメッセンジャー/チャットクライアント。Firefoxなどが使用しているXULアプリケーションランタイムを使って構築されている。さまざまなインスタントメッセンジャー/チャットを一カ所で管理できるほか、アドオン機構による機能拡張やパーソナライズも行える。
Instantbird 1.3は、8月に公開されたバージョン1.2以来のリリースとなる。Twitterクライアント機能では自己紹介文の表示/編集や、複数の相手に対するリプライが可能になっている。また、IRCで長いメッセージを送信しようとする場合、複数のメッセージに分割されて送信されるようになった。Tor利用やFreenode接続などで必要となるSASL認証にも対応した。
そのほか、ロシアのFacebookといわれる「VKontakte」や「Odnoklassniki」というソーシャルネットワークにも対応。これらをXMPP経由で利用できるようになった。
Instandbird 1.3はLinux、Mac OS X、Windowsに対応、プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。ライセンスはGPLv2。
Instandbird
http://www.instantbird.com/